揉め事対策だけではない。遺言を書いた方がいい理由

「うちの子どもたちは仲がいいから。」

先日、大津市のお客様に遺言書を書いてますかと聞いたときに、こんな答えが返ってきました。

このお客様に限らず、遺言書は相続人たちが揉めないように書くというイメージを持たれている方が多くいらっしゃいます。

揉め事対策以外にも遺言書を書いておくと良い理由が有ります。

それは、相続人の手続きが圧倒的に簡単になること!

例えば、不動産の名義を変える手続きで比べてみましょう。

遺言書がない場合

  1. 死亡した方の出生から死亡までの戸籍収集
  2. 相続人の特定
  3. 相続人同士で不動産を誰の名義にするのか協議(遺産分割協議)
  4. 遺産分割協議書に相続人全員が署名・捺印(実印・印鑑証明要)
  5. 戸籍・遺産分割協議書をもって名義変更

遺言書がある場合(公正証書で作成された遺言)

  1. 死亡した方の死亡時の戸籍と不動産を取得する方の戸籍のみ収集
  2. 戸籍と遺言書をもって名義変更

この違いが分かりますか?

遺言書がない場合、誰が不動産を相続するか相続人全員で話し合わなければいけません。

その前段階として、相続人が誰か、全員そろっているか調べる必要があります。

そのためには、たくさんの戸籍を集めなければいけません。

また、他の相続人が承諾したという証明として、印鑑証明書や実印での押印が必要になります。

他の相続人が忙しくてなかなか連絡がとれなかったり、話し合いの状況によっては更に時間がかかるかもしれません。

遺言書を書いてないと、とっても手間がかかります。。。

次に、遺言書がある場合を見てみましょう。

遺言書には不動産を相続する人が既に書かれています。

そのため、相続人全員を探して、相続人全員で話し合う必要がありません。

相続人全員を探す必要がないのですから、たくさんの戸籍を集める必要もありませんし、他の相続人の署名をもらう必要もありません。

特に、こんな方には断然に手続きが簡単になります。

  1. 相続人の中に、音信不通の方がいる
  2. 相続人の中に、海外に住んでいる人がいる
  3. 被相続人が在日外国人

相続人の中に連絡が取れない人がいると、そもそも話し合いができません。

海外に住んでいる方だと、書類のやり取りや印鑑証明書の発行などに時間がとてもかかります。

在日外国人が出生から死亡までの戸籍を集めるときは、本国に請求する必要があったりととても複雑です。

このような方は、遺言書をある方が圧倒的に手続きが簡単になります。

注意事項として、自分で書いた遺言書は、無効になる場合があったり、後で裁判所での手続きが必要になったりするので、公正証書遺言がおすすめです。

また、遺留分なども検討する必要があるりますので、専門家と相談する方が得策だと思います。

以上の理由により、遺言を書いた方が後の手続きが圧倒的に簡単になります。

ブロッコリーでは遺言書を書いた方がいいのかどうかを点数で診断する「相続診断」を無料で行っております。

下記の会場にて定期的に開催しておりますので、お買い物のついでにお気軽にお立ち寄りください。

大津会場(毎月第3月曜日)

道の駅びわ湖大橋米プラザ 2階

湖南会場

JAこうか農産物直売所「ここぴあ」(イオンタウン湖南内)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です